※この記事は2022年9月20日に更新されました。
今回は文部科学省から教育方針が出ており話題の「STEAM教育」に関して書いていくで~!
なかなかおもろいテーマやし、よかったら見てってや~。
直近の日本政府の教育方針をかみ砕いて簡単に説明
AIやIoTなどの急速な技術の進展により社会が激しく変化し、多様な課題が生じている今日、文系・理系といった枠にとらわれず、各教科等の学びを基盤としつつ、様々な情報を活用しながらそれを統合し、課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結び付けていく資質・能力の育成が求められています。
文部科学省では、STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)に加え、芸術、文化、生活、経済、法律、政治、倫理等を含めた広い範囲でAを定義し、各教科等での学習を実社会での問題発見・解決に生かしていくための教科等横断的な学習を推進しています。
文部科学省:STEAM教育等の各教科等横断的な学習の推進 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/mext_01592.html
作業レベルの仕事はどんどん無くなる(無くしたい)
それにAIを投入していくが、AIを使える人材を教育せなあかん!って話や。
単純作業やマニュアル通りにやるって仕事に価値を出さんように生産性を上げるんや。
そのためには数学とアートや!
ゆうとるんやな。
学校の学習は生徒にとってどう感じているのか
リンク貼っとくから気になったら資料読んでほしいんやけど、
小学校の時は勉強楽しい!って子が多いんやけど、高校になるとつまらなくなっている子が比較的に多いらしいんや。
(わしも高校から勉強せんかったわ・・・。)
特に理数系に関して顕著らしくて、数学や理科を将来使わない仕事したいって思っとる子が多いみたい。
参考リンク:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/mext_01592.html
理科や数学に関しては難易度が上がっていくにつれて対応できなくなってくる。対応できなくなると「楽しくない」という状況になるのだそう。
「なぜ」対応できなるのかという点に関しては原因がわかっているようで、
探究のプロセスを意識した学習活動がキーワードになっているようだ
探求のプロセスを意識した学習活動
探究のプロセスは、【課題の設定】【情報収集】【整理・分析】【まとめ・発表】という4つの活動を繰り返し行っていくものです。このプロセスは、一方通行ではなく、行ったり来たりしながらスパイラル的に進めていきます。
桐蔭学園中等教育学校HPより引用:http://toin.ac.jp/ses/miratobi/miratobi/
自分から!
課題を見つけて!
どうやったらええか考えて(仮説を立てて)!
やってみる!
これが「探求のプロセスを意識した学習活動」や
これができる子は勉強もできるんや!そんで、AIを使うにはこの力がいるってことやな!
筆者は会社で管理職をしています。
私自身は特段頭がいいわけではなく、私よりも学歴の高い部下はたくさんいるのですが、自ら仮説を立てて行動していく、ということが難しい方は結構多いです。
マニュアルを作成し、応酬話法を作成し、ロールプレイングで練習すればある程度できるようになりますが、これがなかなか生産性の低い仕事になります。
10年後の日本の労働人口を考えた際、この生産効率では社会が回っていかないでしょう。
足りない人口をAIで賄わないといけなくなりますので、「AIやITを扱えて当たり前」という環境を作らなければなりません。
上記で記載したマニュアルや応酬話法をプログラミングで打ち込み、ロールプレイングでテスト稼働し、AIを動かしながら仕事をこなしていくのです。
では、どういう能力があれば使いこなせると日本政府は考えているのでしょうか。
STEAM教育に関して
このサイトがわかりやすいです。
STEAM(スティーム)教育とは、
- 「科学(Science)」
- 「技術(Technology)」
- 「工学(Engineering)」
- 「芸術(Art)」
- 「数学(Mathematics)」
以上の5つの頭文字からなる造語で、理数教育に創造性教育をプラスした教育理念のことです。
アメリカですでに「STEM教育」ってのが先行しとんのやけど、日本ではそこに「A」を追加しとって、創造性(Art)に重きを置いとるみたいや。
確かに、上記の「探求のプロセス」ではプロセスに入る入口が課題の発見からや。これって一種のひらめきやな。
言われたことしかできんっていうのの一番の原因は「考えもしませんでした」って反応やもんな
かっぱぱの考える今後必要な1つの能力
「自発的に仮説を立てる」能力が、10年後はより必要になっているでしょう。
「探求のプロセス」に自発的に入っていければSTEMが手に入るはず!というのが、今の日本政府の考え方です。
ですので、それをチェックするのに「科学」と「技術(プログラミング)」と「工学(ロボット)」と「数学」の成績をとれる人材を作りたい。税金もそこに投入するという方針のように読み解きました。
でも上記4つだけをしていても「探求のプロセス」に入っていくには難しく、創造性を養うことで「探求のプロセス」に入りやすい環境を整えたい!
という方針がSTEAM教育の推進背景です。
こんなのいくら理屈で伝えたってわかってもらえんよ。
「俺はそう思うからそうしてるだけだ」ってことになるでしょう。
だから、小さいころから「自発的に」「探求する」クセをどうにか我が子につけさせたい!!
参考:Liberal Arts
一昔前に政治の世界では「リベラル」という言葉が流行りました。
リベラル(自由主義)、個人の自由を重視するという意味の語用でしたが野党に揉まれてよくわからない言葉になってしまいました。
その「リベラル」を使った言葉で「リベラルアーツ」という言葉があり、今回のSTEAM教育にはその「リベラルアーツ」の重要性が問われています。
答えの無い問題にどう対処するかって能力を養うことで、自由な発想が生まれると考えとるんや。
自分で発見するんや。それが大事なんやで
まとめ
今は主に大学や高校のカリキュラムを変えていこうと政府は頑張っとるで
今うちの子は小学一年生やけど学校の授業で早速タブレット使っててパパは驚いたわ。
もう一つ「GIGAスクール構想」っちゅうのもあるんやけど、小学生は電子機器に慣れてこな~から始まっとるわ
いずれにせよ、どうやって自分で考えてもらう?というのが教育の大事な点になることは間違いないで~
小さいうちから学習習慣をつけていくのはホンマ大事そうやな
子どもに自発的に考え行動する習慣を作るのは非常に根気のいる作業であり、時間と工夫が必要ですね。子どもは理屈で動きませんから・・・。
我々が子どもの感性を感じて仮説を立て、探求していくこともまた、大事な教育になると思います。
自己流ではなかなか思い通りにならないことも多いと思いますが、最近はAIやIoT、STEAMを題材とした教育ツールやカリキュラムが考案されてもいますので、試しに実施してみるのも一手かと思われます。
結局は子どもに楽しんでもらえるなら、親としてはうれしいですよね。
今回も最後まで見ていただき有難うございました。
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