はじめに
キーサイト・テクノロジー<KYES>の2023年1月末日決算(1Q)結果をまとめます。

事業内容 | キーサイト・テクノロジーズ(Keysight Technologies Inc)は、テクノロジー企業である。 【事業内容】主に電子設計及びテストソリューションの提供を行う。2つの事業セグメントを通じて運営する。通信ソリューショングループ(CSG)セグメントは、商業通信、航空宇宙、防衛、政府のエンドマーケットを含む顧客にサービスを提供する。CSGのソリューションは、電子設計及びテスト用ソフトウエア、電子計測器、システム及び関連サービスから構成される。エレクトロニクスインダストリアルソリューショングループ(EISG)セグメントは、自動車及びエネルギー産業向けアプリケーション、家電、教育、一般電子機器設計・製造、半導体設計・製造向けの測定ソリューションを中心に、電子産業最終市場全体でテスト及び測定ソリューションと関連サービスを提供する。また、製品開発ライフサイクル全体を通じて、カスタマイズ、コンサルティング、及び最適化サービスを提供する。 |
産業 | 機械、工具、重車両、電車、船舶 |
セクター | 製造業 |
最高責任者 | ロン・ネルセシアン |
事業内容をもう少しわかりやすく

計測器を作ってるみたいで、スマホや色々の電子機器のチェックができるみたい
例えば、通信性能に関して、ネットワークに接続されて信号を受信できるか、その速度は、安定性はあるか。ディスプレイだったらきれいさとか、タッチがうまくできるかとか、バッテリーも長持ちするかとか。そういうのを測る機械を売ってるらしい。(デジタルマルチメータっていうらしい)
で、「CSG」ってセグメントと「EISG」ってセグメントがある
「CSG」ってのはキーサイトの製品の導入の仕方、保守の方法をお客様にご案内する仕事をしてて、電子機器事業製造に必要な測定器やテストシステムを提供しているらしい。
「EISG」ってのは航空宇宙、防衛、エネルギー、産業、電力、照明の分野にサービス提供しているみたい。
いずれにせよ、測定器がメインっぽい
決算に関して
良い決算とは
- EPS(一株当たり純利益)がコンセンサス予想を上回る
- 売上高がコンセンサス予想を上回る
- ガイダンスがコンセンサス予想を上回る
KEYS(2022/12) | 実績 | コンセンサス予想 | 勝敗 |
---|---|---|---|
EPS | 1.95 | – | – |
売上高 | 1,381.0 | 1,370.1 | クリア |
ガイダンス | – | – | クリア |
エビデンス(予想根拠)




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プレスリリースの超訳
プレスリリースはこちら
四半期決算説明会資料はこちら

第一四半期はめちゃめちゃいい結果だったみたいで、EPSや売り上げがガイダンスを上回ったらしい。
抜粋・超訳
- EPSがガイダンスを上回った
- 1.財務ハイライト
- 売上高は即時同期比+18%で、39億ドルに達した。
- GAAPベースの純利益は、即時同期比+56%で、1億8400万ドルに達した。
- キーサイトは、フリーキャッシュフローを3億5,500万ドルに向上させ、現金の増加と株式買い戻しを継続した。
- 2.評価別の成績
- 電子計測器入金の売上高は、同期同期比+16%で24億7000万ドルに達した。
- ソフトウェア&サービス承認の売上高は、同期同期比+30%で14億3000万ドルに達した。
- 3.業界動向
- 電子計測器市場は、高速通信、自動運転車、5Gなどの技術革新によって進んでおり、拡大傾向にある。
- 要するに、電子製造業界では、半導体不足による生産の遅れやコスト上昇などの課題があり、これに対応するためにはテスト&測定ソリューションの重要性が高まっている。
- 4.キーサイトの取り組み
- キーサイトは、5Gや自動運転車、AIなどの分野で革新的なソリューションを提供することで、お客様の製品開発を支援している。
- キーサイトは、持続可能な未来を実現するために、エネルギー効率の高い製品の開発や、環境に配慮した事業活動の推進などに続いています。
- コミュニケーション ソリューション グループ (CSG)は第 1 四半期に 9 億 3,900 万ドルの収益を報告し、昨年より 7% 増加しました。(5G、O-RAN、800G、テラビット通信ソリューションが強み)
- エレクトロニック インダストリアル ソリューション グループ (EISG)は第 1 四半期の収益が 4 億 4,200 万ドルで、昨年より 19% 増加しました。
- ガイダンス 2023 年度第 2 四半期の収益は、13 億 7000 万ドルから 13 億 9000 万ドルの範囲になると予想されています。2023 年度第 2 四半期の 1 株あたりの非 GAAP 利益は、1.91 ドルから 1.97 ドルの範囲になると予想されます。
社長のサティシュ・ダナセカランのコメント抜粋

需要が緩やかになっているため、私たちは規律を保ち、市場の長期的かつ長期的な成長傾向に自信を持っています。
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解読に参照したブログ記事等
GAAP(Generally Accepted Accounting Principles)とは何か
「一般に公正妥当と認められた会計原則」の略語であるGAAPは、一般企業が財務報告を行う際に準拠すべきルールのことです。この原則は、米国財務会計基準審議会が承認した会計処理の方法の概要を説明し、組織の財務報告書に記載する方法や項目を示すために用いられます。GAAPは一部の企業では導入されていますが、上場企業や会計報告を公開する企業は、財務報告書を提出する際は、GAAPガイドラインの使用が法律で義務付けられています。
https://jp.indeed.com/career-advice/career-development/what-is-gaap
会計報告の確認(通年と比べて変化のある気になるところ)

決算月と比べると売り上げ下がっている

なんでBSないねん。

キャッシュフローに関しては営業CFが微減。
投資キャッシュフローは横ばい
財務キャッシュフローは空欄
キイサイト・テクノロジー、四半期業績は10.5%増収13.5%増益
2月21日(現地時間)、キイサイト・テクノロジー<KEYS>は決算を発表した。主な業績は以下の通り。
四半期業績
四半期の業績は増収増益。
売上高: 対前年同期10.5%増の13.8億ドルとなった。 アナリスト予想の13.7億ドルを0.8%上回った。
純利益: 対前年同期13.5%増の2.6億ドルとなった。 アナリスト予想の3.3億ドルを22.3%下回った。
1株当り利益: 1.45ドル。前年同期の水準から0.21ドル増加した。 アナリスト予想の水準を0.19ドル下回った。
楽天証券/決算速報より

売り上げが上がって利益、EPSが下がっているということは仕入れが増えたか値下げしたか。商品の価値が目減りしたってことだね。

純利益がコンセンサス予想22%減って言うのが株価に大きく響いている気がするなぁ
決算は悪くないけど、予想よりも伸びなかったってことでしょう。
競合比較
ティッカー | 売上高(通期) | 売上原価(通期) | 粗利率 | EPS | 自己資本比率 | 従業員数 | 営業CF |
---|---|---|---|---|---|---|---|
KEYS | 5,420.00 | 1,970.00 | 64% | 6.24 | 27.01 | 15,000.00 | 1,144.00 |
HUBB | 4,947.90 | 3,466.40 | 30% | 9.50 | 23.12 | 16,300.00 | 583.20 |
TT | 15,991.70 | 11,026.90 | 31% | 7.64 | 28.85 | 39,000.00 | 1,504.00 |
CARR | 20,421.00 | 14,948.00 | 27% | 4.19 | 45.55 | 52,000.00 | 1,743.00 |
参考:関連リンク
生活防衛・資産運用に関する参考リンクまとめはこちら
米国株に関する用語まとめはこちら
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